【2025】タイ語翻訳ガイド|旅行初心者でも安心!無料アプリ・現地フレーズ・言葉の不安を解消しよう
- プーム

- 10月9日
- 読了時間: 9分

タイ旅行を計画していると、「タイ語はまったく話せないし、英語も自信ない…」という不安が頭をよぎる方も多いのではないでしょうか。
特にローカルな屋台や市場ではタイ語だけが通じる場面も多く、「注文できるかな?」「道を聞けるかな?」と心配になることもあります。
でもご安心を!本記事では、2025年現在の現地事情も踏まえながら、翻訳アプリの選び方・使い方、旅行中に使えるタイ語フレーズ、そして言葉の壁を乗り越えるコツまでを網羅してご紹介します。 この記事を読めば、「言葉の不安」が「安心」に変わって、タイ旅行をもっと楽しめるようになりますよ!
タイは何語?英語はどこまで通じる?

タイの公用語はもちろんタイ語。ただ、観光地やホテル・レストランなどでは英語表示や英語対応のスタッフがある程度います。特にバンコクやプーケット、チェンマイなどでは、標識・メニュー・案内などに英語併記されていることが多いです。
とはいえ、それは「ある程度」の話。
ローカルな食堂、バス停、小さな村などでは英語が通じないことも珍しくありません。
言い方を変えると、「英語が通じる場所は限られている」という感覚を持っておくと、心の準備になります。
バンコク中心部では、スクンビット、サイアム、シーロム、チャトゥチャックなど、観光・商業エリアで英語対応されている店や施設が比較的多めです。
タイ語の特徴と文字の難しさ
タイ語は、日本人にとって特に難しい言語のひとつとされています。理由は以下の通りです。
声調(トーン):タイ語には声調があり、同じ単語でもトーンが変わると意味が変わることもあります。
独自の文字体系:タイ文字は44の子音字、複数の母音・声調記号が組み合わさる複雑な体系です。
助詞がない・語順の自由度:日本語や英語のような助詞(「は」「が」「を」など)がないため、文脈で意味を判断する部分が大きい。
外来語の発音変化:英語由来の単語がタイ語風に変化して使われたり、日本語とはまったく異なる発音になっていることも。
こうした特徴から、「読む・書く」ことをゼロから学ぼうとするとかなりハードルが高いです。旅行者レベルでは、スマホの翻訳アプリや発音表示を活用するほうが実用的です。
タイ語翻訳に役立つおすすめアプリ

旅行用に使うなら、「使いやすさ」「翻訳精度」「オフライン対応」のバランスが大切です。以下は、2025年時点で特に注目できる無料または手軽な翻訳ツール・アプリです。
①Google 翻訳

特徴・メリット:テキスト・音声・カメラ翻訳対応。59言語でオフライン翻訳可能
注意点:長文や曖昧な表現は誤訳しやすい
②Papago

特徴・メリット:アジア言語に強い。文脈を意識した翻訳に定評あり。
注意点:専門用語・長文は不安定な場合あり
③Microsoft Translator

特徴・メリット:会話モード・オフライン翻訳対応
注意点:インターフェース次第で使いにくさを感じることも
④タイ語翻訳官

特徴・メリット:音声認識翻訳・写真翻訳・オフライン機能あり
注意点:UI・翻訳結果の自然さを見て使い分けを!
⑤日本語タイ語翻訳 / Klays-Development

特徴・メリット:シンプルで使いやすく、発音表示あり
注意点:単語・フレーズ中心。複雑な文章には不向き
⑥VoiceTra

特徴・メリット:音声通訳中心。会話用途で評価が高いとの声もあり
注意点:長文翻訳は不得意との声あり
無料で使える人気アプリ
上記の中でも、旅行初心者が直感的に使える、無料のアプリを厳選して詳しくご紹介します。
Google翻訳(Google Translate)
旅行者の定番ともいえるのがGoogle翻訳。タイ語⇔日本語の翻訳精度が高く、カメラ翻訳・音声翻訳・オフライン対応と、すべての機能がそろっています。
おすすめポイント
カメラ翻訳機能:スマホのカメラをかざすだけで、看板やメニューをその場で日本語に翻訳。例えば、屋台の「カオソーイ」や「ガパオライス」のメニューも即座に理解できます。
音声翻訳機能:お店の人との会話も、マイクボタンを押して話しかけるだけ。「ペットマイ(辛くしないで)」など、発音が難しいタイ語もスマホが代わりに伝えてくれます。
旅行中に1つだけ翻訳アプリを入れるなら、まずはこれがおすすめです。
Papago(パパゴ)
韓国のNAVER社が提供する翻訳アプリで、アジア言語の翻訳に強いのが特徴。タイ語も比較的自然な日本語に変換してくれます。特に会話文のニュアンスを丁寧に翻訳してくれる点が好評です。
おすすめポイント
会話モード:画面を2分割して、現地の人と交互に話すだけで自動翻訳。
シンプルな操作性:アプリ初心者でも迷わないUI。
発音機能付き:現地の人に見せるだけでなく、発音も聞かせられる。
英語を挟まず、日本語⇔タイ語の直接翻訳を使いたい人にもぴったりです。
LINE翻訳(LINE内の機能)
新しくアプリを入れるのが面倒な人には、LINE翻訳(LINEのチャット機能)も便利です。LINE公式アカウントで「LINE翻訳」を追加すると、トーク画面でメッセージを送るだけで翻訳してくれます。
おすすめポイント
アプリ不要:普段使っているLINEですぐ使える
会話形式に強い:友人とのやりとりのように自然に翻訳
履歴が残る:後から見返せるので復習にも◎
ただし、カメラ翻訳機能はないため、文章翻訳や会話翻訳をサッと済ませたい人向けです。
オフラインで使える翻訳方法

旅行中は、常にネットがつながるとは限りません。屋台やローカルマーケット、離島、山間部などではネットが不安定な場面も多いですよね。そんなときに便利なのが、オフラインでも使える翻訳機能です。
中でも最も優れているのが、Google翻訳のオフラインデータ。あらかじめタイ語のデータをダウンロードしておけば、ネットがなくても翻訳が可能になります。
オフライン翻訳データのダウンロード方法(Google翻訳)
アプリを開き、左上のメニューから「オフライン翻訳」をタップ
「言語を追加」を選択
「タイ語」を検索し、右側のダウンロードボタンを押す
数十MBのデータをダウンロードすれば完了!
これで、飛行機の中や電波がつながらない場所でも翻訳OK。特に、地方の市場・ローカル食堂・寺院などでは重宝します。
旅行前にオフラインデータをダウンロードしておきましょう。
翻訳アプリの限界と注意点
アプリは強力なサポートツールですが、万能ではありません。特に注意すべきポイントを押さえておきましょう。
複雑な文章・ニュアンスのある表現は正確に翻訳できない可能性大 例:「辛さゼロ」のつもりが「辛さ10倍」に訳された、という実例もあります
長文よりも短文・キーワード単位で使う方が安定しやすい
句読点や改行に注意:カメラ翻訳では文字のレイアウトに影響されやすい
翻訳はいったん「仮訳」として使う意識を持つ
定型表現やよく使うフレーズはアプリ内「お気に入り」登録しておくと便利
日本語⇔タイ語翻訳のコツ

アプリを有効に使うには、少しの工夫が差を生みます。以下のコツを知っておくと、精度や使いやすさが向上します。
タイ語文字の翻訳方法(カメラ翻訳)
看板・メニュー・案内板をスマホのカメラで撮るだけで、文字を認識・翻訳できる機能があるアプリを活用しましょう。実際にチェンマイの屋台で、タイ料理「ข้าวซอย(カオソーイ)」をカメラで読み取った旅行者は、アプリによって意味や読み方を確認できて安心したという体験談もあります。
ただし、撮影時には以下に気をつけてください。
文字が小さすぎないようにズーム調整
ピントを合わせ、手ぶれを抑える
反射・影がかからないよう光源を工夫
斜めから撮らないように正面寄りで
これだけで読み取り精度がぐっと上がります。
音声翻訳を使った会話のコツ
難しい単語は音声翻訳に頼るのが便利。相手にスマホを見せながら、翻訳された音声を聞いてもらうこともできます。
「ありがとう・お願いします」などの短いフレーズなら、現地の方もスマホ表示や音声でスムーズに理解してくれることが多いです。
英語を挟んだ方が良いケース
場合によっては「日本語 → 英語 → タイ語」という形で翻訳した方が安定した翻訳になることもあります。
例えばプーケットのホテルでは、スタッフが英語に慣れていたため、この二段階翻訳でスムーズに意思疎通できたという話も聞きます。
旅行中に役立つタイ語フレーズ集

アプリだけでなく、少しの「本物の言葉」を知っておくと旅がもっと楽しくなります。以下は、旅行のシーン別によく使うフレーズです。
女性と男性で語尾が異なるので注意してください。
→女性は「〜カー」/男性は「〜クラップ」
あいさつ・お礼
こんにちは:สวัสดี サワディー(〜カー/〜クラップ)
ありがとう:ขอบคุณ コップン(〜カー/〜クラップ)
ごめんなさい:ขอโทษ コートー(〜カー/〜クラップ)
はい:ใช่ チャイ(〜カー/〜クラップ)
いいえ:ไม่ใช่ マイチャイ(〜カー/〜クラップ)
レストランでの注文
辛くしないで:เผ็ดไม่เผ็ด ペットマイペット
ナンプラーはありますか?:มีน้ำปลาไหม? ミーナムプラー マイ?
ごはんをください:ข้าวครับ/ค่ะ カオ(〜カー/〜クラップ)
水をください:น้ำครับ/ค่ะ ナーム(〜カー/〜クラップ)
買い物・移動で使える言葉
いくらですか?:เท่าไหร่? タオライ?(〜カー/〜クラップ)
〜へ行ってください:ไป… パイ…
トイレはどこですか?:ห้องน้ำอยู่ที่ไหน? ホンナーム ユー ティ ナイ?(〜カー/〜クラップ)
助けてください:ช่วยด้วย チュアイ ドゥアイ
旅行前のよくある疑問(FAQ)

タイでは英語だけで旅行できますか?
→バンコク中心部や人気観光地では可能ですが、地方やローカル店では英語が通じないことも多いです。「翻訳アプリ+少しのタイ語フレーズ」が安心策です。
無料の翻訳アプリは正確ですか?
→日常会話・メニュー程度なら十分使えるレベルですが、長文や複雑な表現は誤訳が出やすいため、補助的に使うのが安全です。
タイ語と日本語を直接翻訳するのと、英語を挟むのはどちらが良い?
→ケースバイケースですが、「日本語→英語→タイ語」の方が安定する場合があります。特に専門用語や長文の場合に有効なことがあります。
タイ語の文字は読めなくても大丈夫?
→はい、問題ありません。カメラ翻訳機能で看板やメニューを読むことができます。
最低限覚えておくべきフレーズは?
→最初は「こんにちは」「ありがとう」「いくら?」この3つだけでもリアルに役立ちます。
まとめ|翻訳アプリを使って楽しいタイ旅行を

タイ旅行では、タイ語ができなくても、翻訳アプリ+最低限のタイ語フレーズで十分に対応できます。観光地では英語が通じる場面も多いですが、ローカルな場所ではタイ語の表現が大きな助けになります。
アプリの機能や注意点を理解してうまく使いこなすことで、“言葉の不安”を“安心”に変えて、自由で楽しい旅を実現できます。
タイ人は親切で心が広い人が多いので、ちょっとした挨拶やタイ語にチャレンジする姿勢は、相手の心にも響きます。
旅先の「マイペンライ」の空気を感じながら、思い出深い旅にしてくださいね。













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