タイ旅行の費用はいくら？2泊・3泊・4泊・1週間の予算と安い時期、バンコクモデルコースも分かりやすくご紹介します！

プーム
13 時間前
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歴史もグルメも楽しめる人気の旅行先タイ！こちらの記事ではそんなタイ旅行にかかる費用を、2泊・3泊・4泊・1週間ごとの予算と安く行ける時期、おすすめのバンコクモデルコースも合わせてご紹介します。タイ旅行を検討中の方は必見です。

首都はバンコク！タイの基本情報を押さえよう

東南アジアにある微笑みの国タイは、日本から直行便で約5～7時間程のフライトで訪れることができます。物価は日本の3分の2ほどで、ローカルなスポットではクレジットカードが使えない場合もあるので現金は必須。

使用されている通貨はThai Baht（タイバーツ・THB）で、20・50・100・500・1000の紙幣と1・2・5・10の硬貨が流通しています。2025年7月現在、1,000円＝218THB。タイバーツに4を掛けると大まかな日本円に換算することができるので覚えておくと便利です。（例｜218HTB×4＝872円）

タイの年間平均気温は約29℃ほどあり、6月～10月の雨季・3月～5月の暑季・11月～2月の乾季と、3つのシーズンに分かれています。観光に向いているベストシーズンは11月～2月の乾季。3月～5月の暑季は40℃を超える猛暑の日もあり市内観光には不向きですが、プーケットなどのビーチを満喫するにはベストシーズンと言われています。

また、タイにはチップの文化があるので、レストラン（合計の10％程）・ホテル（20～100HTB）・スパやマッサージ（50～100THB）・タクシー（お釣りなどの端数）など、サービスを受けたらチップを払いましょう。基本的におおらかな人が多く治安も悪くないタイは、海外旅行初心者にも安心の観光地となっています。

タイ旅行の予算を細かく解説

タイ旅行にかかる予算を5つの項目に分けて細かく解説していきます。この5つを押さえておけば、タイ旅行の値段や費用を大まかに決めることができるのでじっくりと見ていきましょう！

飛行機代｜往復4万円～20万円

現在タイへは、成田国際空港・羽田国際空港・関西国際空港・中部国際空港・福岡空港・新千歳空港・那覇空港から、スワンナプーム国際空港・バンコクのドンムアン国際空港・チェンマイ国際空港へ、直行便と乗り継ぎ便が運行しています。JAL・ANA・タイ国際航空などのフルサービスキャリアを利用した場合、往復で約8万円～20万円ほどとなっています。Thai AirAsia X（タイエアアジアエックス）・ZIPAIR（ジップエア）・peach（ピーチ）などの格安航空（LCC）の場合は、約4万円～13万円程度。

格安航空は、荷物の預入れ代・機内食・ブランケットなど様々なサービスが有料となっていますので注意が必要です。また、乗り継ぎ便はフライト時間が10時間を超える場合がありますので、時間の確認は事前に行っておきましょう。

食費｜1日300THB（約1,370円）～

日本より物価が安いタイでは、ローカルな食堂や屋台なら1食50THB（約230円）～100THB（約460円）ほどでタイの名物「トムヤムクン」や「カオマンガイ」などを注文することができます。観光客も訪れる一般的なレストランでは、約200THB（約910円）～約500THB（約2,300円）程かかります。高級ホテルのレストランでは約700THB（約3,100円）～とお値段が張るので、行きたい高級店がある場合は予め予算に組んでおくと安心です。

宿泊費｜1泊約3,000円～約5万円

タイでは、安い簡易ホテルは約3,000円～、一般的なビジネスホテルは約5,000円～約1万円程度、高級ホテルやリゾートホテルなら約2万円～約5万円程で宿泊することができます。簡易ホテルは安く宿泊できますが、エアコンが使えなかったり、セキュリティーが甘い場合があるので注意が必要です。

交通費｜1日約1,500円～

電車（BTS）・地下鉄（MRT）・バス・Grab（グラブ）・タクシー・トゥクトゥクなどの移動手段があります。電車や地下鉄は1区間15THB（約70円）程で乗車でき、約150HTB（約690円）で1日乗車券も販売されています。

市営バスは8THB（約40円）～、タクシーは初乗り35THB（約160円）～となっています。タクシーやトゥクトゥクはぼったくりに遭う可能性が高いので、タイ初心者の方は注意が必要です。

観光費（入場券・オプションツアーなど）｜1日約3,000円～

タイの観光地（寺院など）の入場料は約100THB（約460円）～約500THB（約2,300円）程度が多く、1日3,000円程見積もっておくと2～4カ所ほど楽しむことができます。ビーチ沿いでアクティビティツアーなどを満喫する場合は、市内観光より少し多めに1日5,000円程見積もっておきましょう。

2泊3日・3泊4日・4泊5日・1週間の予算をご紹介

こちらでは2泊3日・3泊4日・4泊5日・1週間（6泊7日）と、タイ旅行で人気の泊数ごとに

用意しておきたい予算や費用をご紹介します。全日程は以下の条件を元に算出しています。

価格はすべて1人当たりの費用
直行便のフルサービスキャリア航空を利用
ホテルはスタンダードなシティホテルに宿泊

	航空費	食費	宿泊費	交通費	観光費	合計
2泊3日	約8万円	約6,000円	約1万円	約4,500円	約9,000円	約10万9,500円
3泊4日	約8万円	約8,000円	約1万5,000円	約6,000円	約1万2,000円	約12万1,000円
4泊5日	約8万円	約1万円	約2万円	約1万円	約1万5,000円	約13万7,000円
1週間（6泊7日）	約8万円	約1万5,000円	約3万円	約2万円	約2万7,000円	約17万2,000円

2泊3日・3泊4日は市内観光を中心とした弾丸旅行、4泊5日・1週間（6泊7日）は市内だけでなく市街地へも足を伸ばし、アクティビティやツアーを楽しむ観光客が多くいます。そのため、予定する旅の工程に合わせて交通費・観光費を増やした金額となっています。

また1日の食費は、朝昼を食堂や屋台、夜を街のレストランと仮定し1日2,000円程度で算出しています。高級レストランやホテルでの食事を計画している場合は余裕を持った予算を追加しましょう。

タイ旅行の定番バンコクは短期旅行にもおすすめ！2泊3日のモデルコースと予算・費用

人気の観光地である首都バンコクは、何度訪れても楽しむことができるおすすめエリア。こちらではそんなバンコクのモデルコースをご紹介します！予算や費用も合わせて記載していますので旅の参考にご一読ください。

2泊3日で市内を周遊して贅沢にバンコクを楽しもう！｜約13万円～

スワンナプーム空港に到着したらいよいよ観光スタート！1日目は、3大寺院の一つであるวัดโพธิ์（ワットポー）やวัดอรุณ（ワットアルン）へ向かいます。ワットポーは、寝そべった大きな仏像様に会える定番スポット。ワットアルンでは、美しく壮大な建築美を見ることができます。どちらもタイに行ったら一度は訪れておきたい人気の観光地です。

2日目には、タイの宗教観にも触れることができるアユタヤ遺跡を探索します。400年以上の歴史を誇ったアユタヤが遺した神聖な遺跡は一見の価値あり。アユタヤではゾウに乗る体験もできるので、非日常も気軽に味わえちゃいます。市内に戻ってきたらスパを堪能するのもおすすめ。

3日目は、1982年に始まったタイで最も大きいマーケットตลาดนัดจตุจักรในวันหยุดสุดสัปดาห์（チャトゥチャックウィークエンドマーケット）でお土産探し。1万5,000店以上のお店が入っているので、きっとお気に入りのアイテムが見つかります。

今回の旅は、人気のレストランTaling Pling（タリンプリン）やSavoey（サヴォイ）などでご飯を楽しめるように食費は多め、観光費もスパなどの体験ができるように多めに組んでいます。内訳は、航空費約8万円・宿泊費（2泊）約1万円・食費（3日間）約2万円・交通費（3日間）約5,000円・観光費（3日間）約1万5,000円です。

安い時期なら費用も安い！節約術をご紹介

「タイに旅行に行きたいけど費用は抑えたい」「高いホテルに泊まりたいから他の費用は抑えたい」など、少しでも費用を抑えたい方は要チェックの節約術をご紹介します。

雨季のオフシーズンは安い狙い目シーズン

タイには乾季・雨季・暑季と3つのシーズンがあり、中でも雨が多い6月～10月の雨季はオフシーズンで価格が下がる時期。航空費や人気ホテルの宿泊費が安くなる傾向にあるので、安さを重視する方はこの時期を狙うのもおすすめ。

また、航空会社によっては早期割引やキャンペーンなどを行っている場合もあるので、こまめに公式サイトをチェックして上手く活用しましょう。一番大きくかかる費用を抑えることができます。

ローカル食堂やレストランを上手く活用！

安くて美味しいローカルグルメをたくさん食べられるタイ！我慢することなく食費を節約しやすい国でもあります。屋台や地元の方が日常的に利用する食堂などは1食50THB（約230円）で食べることができるので、3食をローカル食堂や屋台を利用すると1日150THB（約685円）で済ませることができます。節約しながらも、現地でしか食べられないグルメ体験もできちゃいます。