タイ旅行の服装完全ガイド!男女別・季節別・寺院マナーも徹底解説
- プーム

- 10月18日
- 読了時間: 6分

「常夏の国タイ、どんな服を持っていけばいいの?」
「寺院観光で失礼のない服装って?」
「11月に行くけど、日本の秋服でいいのかな?」
タイ旅行の計画は心躍るものですが、スーツケースに詰める服選びで頭を悩ませていませんか?
一年中暑いイメージのタイですが、実は季節による気候の違いや、訪れる場所によって最適な服装は大きく異なります。
特に、神聖な寺院を訪れる際の服装マナーは、知らずにいると入場を断られてしまうことも…。
ご安心ください!
この記事を読めば、タイの気候の基本から、乾季・雨季といった季節ごと、バンコク・プーケットといったエリア別の最適な服装、そして最も重要な寺院でのドレスコードまで、タイ旅行の服装に関するあらゆる疑問が解決します。
タイ在住経験のある筆者が、2025年の最新情報をもとに、男女別の具体的なコーディネート例や必須の持ち物を徹底解説。あなたの旅の準備を完璧にサポートします!
まずは基本!タイの気候は3つの季節

一年を通して温暖なタイですが、気候は大きく3つの季節に分かれています。訪れる時期がどの季節にあたるのかを知ることが、服装選びの第一歩です。
季節 | 時期 | 特徴 | 平均気温(バンコク) |
乾季 | 11月~2月 | 降水量が少なく、湿度も低い。朝晩は涼しく過ごしやすい観光のベストシーズン。 | 22℃~31℃ |
暑季 | 3月~5月 | 一年で最も気温が上昇する時期。日差しが強く、熱中症対策が必須。 | 28℃~35℃ |
雨季 | 6月~10月 | 高温多湿。スコールと呼ばれる短時間の激しい雨が1日に数回降る。 | 28℃~32℃ |
【月別】タイ旅行の服装ガイド(9月・10月・11月・12月)

特に検索の多い、秋から冬にかけての旅行シーズンの服装を詳しく見ていきましょう。
9月・10月:雨季の終わりの服装
この時期は雨季の終盤にあたり、まだスコールの影響が残ります。日中は蒸し暑く、日本の真夏のような気候です。
基本スタイル: 男女ともに、通気性の良い半袖Tシャツに、ショートパンツや風通しの良いスカートが基本です。速乾性のある素材を選ぶと、汗をかいたり、雨に濡れたりしても快適に過ごせます。
足元: スコールで道が濡れることが多いので、濡れても良いサンダルが便利。ただし、滑りにくいものを選びましょう。
必須アイテム: 折りたたみ傘や薄手のレインジャケットは必須です。突然の雨から身を守るだけでなく、冷房対策にも使えます。
11月・12月:乾季(ベストシーズン)の服装
観光のベストシーズンである乾季は、日中は暖かく、朝晩は涼しくなるのが特徴です。一年で最も快適に過ごせる時期ですが、1日の寒暖差に注意が必要です。
基本スタイル: 日中は半袖で十分ですが、朝晩や冷房の効いた室内では肌寒く感じることがあります。
必須アイテム: 必ず薄手の長袖の羽織もの(カーディガン、パーカー、長袖シャツなど)を1枚持っていきましょう。特に12月は、最低気温が20℃を下回ることもあるため、この1枚が体調管理の鍵となります。
ボトムス: 日中はショートパンツで快適ですが、夜のディナーやバーへ行く際は、長ズボンやロングスカートがあると、より雰囲気にマッチします。
最重要!タイの寺院での服装マナー【2025年最新版】

タイ旅行のハイライトである寺院巡り。
しかし、寺院は神聖な祈りの場であり、厳しい服装規定(ドレスコード)が存在します。
特に「ワット・プラケオ(エメラルド寺院)」「ワット・ポー」「ワット・アルン」の三大寺院は観光客であっても例外はありません。
男女共通の基本ルール:「肌の露出を控える」

これさえ覚えておけば大丈夫。具体的には、「肩」と「膝」をしっかりと隠すことが求められます。
項目 | OKな服装 | NGな服装 |
トップス | 袖のあるシャツ、Tシャツ、ブラウス | ノースリーブ、タンクトップ、キャミソール、オフショルダー |
ボトムス | 膝下が完全に隠れる長ズボン、ロングスカート | ショートパンツ、ミニスカート、七分丈パンツ、破れたジーンズ、体にフィットしすぎるレギンス |
その他 | - | 透ける素材の服、胸元や背中が大きく開いた服 |
靴 | スニーカー、かかとのあるサンダル | ビーチサンダル、クロックス(避けた方が無難) |
【エリア別】バンコクとプーケットの服装の違い

同じタイでも、都会のバンコクとリゾート地のプーケットでは、適した服装が少し異なります。
バンコクの服装
街歩きが中心となるバンコクでは、歩きやすさが重要です。しかし、最大の敵は「強すぎる冷房」。BTS(高架鉄道)やショッピングモール、映画館などは、まるで冷蔵庫のように冷えています。外の暑さとのギャップで体調を崩さないよう、薄手の羽織ものは常に携帯しましょう。寺院巡りの予定がなくても、冷房対策として必須です。
プーケットの服装
ビーチリゾートのプーケットでは、よりリラックスした服装が基本です。Tシャツ、タンクトップにショートパンツ、足元はサンダルといったラフな格好の人がほとんど。ただし、日差しはバンコク以上に強烈なので、帽子、サングラス、日焼け止めは絶対に忘れないようにしましょう。また、高級レストランでのディナーを予定している場合は、少しドレッシーなワンピースや襟付きのシャツがあると安心です。
よくある質問(FAQ)

女性の場合、足首まで隠れるマキシ丈のワンピースなら寺院でも大丈夫?
はい、大丈夫です。ただし、肩が露出するデザインの場合は、ストールやカーディガンを羽織る必要があります。また、風でめくれやすいフレアスカートよりも、タイパンツやストレートなロングスカートの方が安心です。
男性用の「象さんパンツ」は寺院で履いてもいいですか?
はい、問題ありません。多くの観光客が寺院周辺で購入し、そのまま履き替えて入場しています。軽くて涼しく、タイらしい思い出にもなるのでおすすめです。
雨季のスコール対策はどうすればいいですか?
スコールは短時間で止むことがほとんどなので、無理に移動せず、カフェやお店で雨宿りするのが一番です。防水のバッグや、スマホを入れる防水ケースがあると貴重品を守れます。また、濡れた後、冷房の効いた場所に入ると一気に体が冷えるので、乾いたタオルや着替えがあると万全です。
タイは暑いので、サンダルでずっと過ごせますか?
街歩きやリゾート滞在ならサンダルで快適です。しかし、たくさん歩く日や、少しフォーマルな場所へ行くことを考えると、歩きやすいスニーカーが1足あると非常に便利です。寺院によってはサンダルを避けた方が良い場合もあります。
現地で服は買えますか?
はい、安くて可愛い服がたくさん手に入ります。特に、Tシャツやタイパンツ、ワンピースなどは、ナイトマーケットやショッピングモールで手軽に購入できます。荷物を減らして、現地でのショッピングを楽しむのも一つの手です。
まとめ

タイ旅行の服装選び、もう迷うことはありませんね。最後に、快適で安全な旅にするための服装のポイントをまとめます。
基本は夏服: 日本の真夏の服装をベースに考えましょう。
羽織ものは命綱: 冷房対策と日焼け対策、寺院でのマナー対策として、薄手の長袖は絶対に必要です。
寺院では「肩」と「膝」を隠す: これが絶対のルール。ストールやタイパンツを活用しましょう。
足元はTPOで: 歩き回るならスニーカー、リラックスするならサンダルと使い分けるのがベスト。
現地調達も楽しむ: 足りないものは現地で買うのも旅の醍醐味です。
服装の準備を万全にして、タイの文化に敬意を払いながら、思いっきり旅行を楽しんでください!あなたのタイ旅行が、最高の思い出になることを願っています。













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