【2025】タイの気温・気候ガイド|バンコク・プーケット・チェンマイの天気と旅行ベストシーズン
- プーム

- 9月22日
- 読了時間: 10分

初めてタイ旅行、「現地の気温や気候が分からない」「服装や持ち物はどうしたらいい?」「雨季や乾季の違いって?」など、気温や天候に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、2025年最新のタイの気温・気候データをもとに、バンコク・プーケット・チェンマイなど主要観光地の天気と季節ごとの特徴をわかりやすく解説します。さらに、雨季の過ごし方や服装のポイント、旅行前にチェックすべき天気予報サイトも合わせてご紹介。この記事を読んで万全な旅行準備をしちゃいましょう!
【2025年最新版】タイの気温と気候の基本

常夏の国タイは熱帯モンスーン気候に属しているため、1年を通して日本の夏の様に暑い日が続いています。主に、安定した晴れが続く乾季・厳しい暑さが続く暑季・1日にスコールが何度も起こる雨季の3つのシーズンに分かれています。こちらではそんなタイの年間気温やシーズン毎の特徴など、天候の基本情報をご紹介します。服装や持ち物に悩んでいる方は必見です。
タイの年間気温と季節区分について
平均気温 | 平均最高気温 | 平均最低気温 | |
バンコク | 28.5℃ | 32℃ | 25℃ |
チェンマイ | 26℃ | 31℃ | 20℃ |
プーケット | 28℃ | 32℃ | 25℃ |
タイ(バンコク)の年間平均気温は28℃。暑さが厳しくなる暑季(3月~5月)では近年35°C〜40℃ほどにまで上がっていますので、暑さ対策は必須です。一方冬の時期にあたる乾季(11月~2月)は、最低気温が25℃と過ごしやすい気温となっています。
降水量 | |
乾季(11月~2月) | 10.8~60.6㎜ |
暑季(3月~5月) | 36.9~222.3㎜ |
雨季(6月~10月) | 179.8~333.6㎜ |
雨季(6月~10月)にはスコールが多発するので雨具必須ですが、蒸し暑くなる日も多いので持っていく雨具は温度調節のしやすいタイプがおすすめです。
北部→チェンマイ(1日の中でも気温差が激しい)
中央部→バンコク
南部→プーケット(年間気温に大きな変化は無し)
バンコク・チェンマイと比べると南部にあり海に面しているプーケットは年間気温が一年を通して高いので、乾季・暑季には綺麗な海でマリンアクティビティを楽しむことができます。反対に、北部に位置するチェンマイは山岳地帯でもあるので気温差が激しく、最低気温は一番低い20℃。朝晩の気温差が激しい傾向にあるので薄手の羽織などを持っておくと安心です。
季節ごとの特徴と旅行の注意点

3つの季節に分かれているタイは、訪れるシーズンによって楽しみ方を変えるのがおすすめ。こちらではそれぞれの季節の特徴と、季節毎の注意点をご紹介します。旅行に行く日が決まっている方は、訪問予定の季節についてぜひこちらでチェックしてみてくださいね。
乾季(11〜2月)|観光のベストシーズン!暑さと寒さ対策は万全に。
観光のベストシーズンと言われている乾季(11月~2月)は、雨もあまり降らず安定した天候なのでタイ旅行が初めての方にもおすすめのシーズンです。この時期は湿気や気温も比較的落ち着いていて、観光スポット巡りや街歩きにも向いています。
しかし、11月~2月は日本の冬にあたり身体はタイの暑さに慣れていないので、熱中症対策やこまめなクールダウンは忘れずに。また、チェンマイなど山岳地帯でキャンプやアウトドアを楽しむ場合は寒さ対策も必ず講じておきましょう。
暑季(3〜5月)|外回りの観光に不向きな酷暑ですがプーケットではベストシーズン
最近では最高気温40度を超えた地域も出てきた暑季はまさに猛暑の季節。地元の方々も暑さに疲弊するシーズンで、なるべく日中は外出しない方も多くいるようです。観光には不向きと言われていますが、海に面したリゾートエリアプーケットは暑季がまさにベストシーズン!キラキラの海でマリンアクティビティを楽しみたい方はプーケットを訪れてみてはいかがでしょうか。
また、バンコクやチェンマイでも高級ホテルやリゾートホテルでのホテルステイを満喫したり、カフェや大型ショッピングモールでのお買い物を楽しむこともできます。5月には降水量が上がりだすのでその点は注意が必要です。
雨季(6〜10月)|ザっと降ってサッと止むスコールだから、意外と観光も楽しめる
1日に何度もスコールが降る雨季(6月~10月)は、気温は少し落ち付きますが湿度が高くなりがち。しかし雨の降らない日もあったり、日本のように1日中雨が続く訳ではないので意外と観光も楽しむことができます。
タイの街には最新のカフェやレストラン、日本より安く体験できるスパやマッサージ店などたくさんのお店があるので、街歩きを楽しみながら雨が降ってきたらお店を満喫するのもおすすめ。濡れた傘や雨具の扱いに困らないようにビニール袋などを持ち歩くと安心です。
地域別の気温・天気情報

北部・中央部・南部に分かれているタイは地域ごとに気温や天候が異なるのも大きな特徴。こちらでは、バンコク・チェンマイ・プーケットとそれぞれのエリアにスポットを当てて詳しく解説しています。気になる地域は要チェックです!
バンコクの天気と服装の目安

タイの中心部に位置する首都バンコクは観光客にも大人気の都市。一年を通して夏服がぴったりな気候で、日差し対策にサングラスや日焼け止め、薄手の羽織などを持っていくのがおすすめです。2025年9月6日~9月12日現在(執筆日2025年9月13日)は東京と同じような気候や湿度となっていました。
2025年9月6日~9月12日 | バンコク | 東京 |
平均最高気温 | 32度 | 32度 |
平均最低気温 | 25度 | 25.5度 |
平均湿度 | 67% | 62% |
天候情報の出典:tenki.jp
基本的に雨や曇りに晴れ間が見えるような天候が続いていて、2025年9月13日~9月27日の2週間天気予報も雨や曇りマークが主役となっていました。13日~23日までの10日間予報は以下の通りです。
2025年9月 | 13日 | 14日 | 15日 | 16日 | 17日 | 18日 | 19日 | 20日 | 21日 | 22日 | 23日 |
天気 | 晴→雨 | 晴→雨 | 曇→雨 | 雨→曇 | 雨 | 雨 | 雨 | 雨 | 雨→曇 | 晴 | 晴→雨 |
最高気温 | 32度 | 31度 | 30度 | 29度 | 30度 | 30度 | 29度 | 29度 | 30度 | 31度 | 31度 |
最低気温 | 28度 | 25度 | 25度 | 25度 | 25度 | 25度 | 25度 | 25度 | 25度 | 26度 | 26度 |
降水量 | 30% | 60% | 70% | 80% | 90% | 90% | 90% | 90% | 60% | 30% | 30% |
天気予報情報の出典:ウェザーニュース
時折晴れの日もあり酷暑も落ち着いていますが、雨続きで湿度が高いので雨具と風通しの良い服装が必須。やはり雨季は雨と上手くお付き合いする必要があるので、雨雲レーダーのチェックもおすすめです。
ウェザーニュースやtenki.jpなどの天気予報サイトでは、10日間予報・2週間予報・過去の天気など、気になるお天気情報がすべて掲載されているので、旅行のスケジュール調整や服装・持ち物の確認に活用しましょう。
プーケットの天気と海のコンディション

マリンアクティビティを楽しみたい南国リゾートプーケット。実は雨季と乾季で海の透明度が変わるのをご存じですか?雨季は雨の影響で濁ってしまいがちですが、乾季は透明度が高くマリンアクティビティにも最適の時期と言われています。
そんなプーケットの9月6日~12日の天気は以下の通りです。
2025年9月6日~12日 | プーケット | 東京 |
平均最高気温 | 30.8度 | 32度 |
平均最低気温 | 25.9度 | 25.5度 |
平均湿度 | 76% | 62% |
天候情報の出典:tenki.jp
プーケットは曇りや晴れが主役の天気が続いていて、雨模様の日もあったようです。しかし、今後一週間は雨が続く予報となっています。
2025年9月 | 13日 | 14日 | 15日 | 16日 | 17日 | 18日 | 19日 | 20日 | 21日 | 22日 | 23日 |
天気 | 雨→曇 | 雨→曇 | 雨→曇 | 雨→曇 | 雨→曇 | 雨 | 雨→曇 | 雨→晴 | 晴 | 晴→雨 | 晴→雨 |
最高気温 | 28度 | 28度 | 28度 | 27度 | 28度 | 27度 | 27度 | 28度 | 29度 | 28度 | 28度 |
最低気温 | 26度 | 26度 | 25度 | 26度 | 26度 | 26度 | 26度 | 26度 | 27度 | 27度 | 27度 |
降水量 | 60% | 70% | 70% | 90% | 90% | 90% | 90% | 40% | 10% | 30% | 30% |
天気予報情報の出典:ウェザーニュース
このような天気で海やプールが楽しめなくなってしまったら、ホテルでゆっくりと過ごしたり、雨で濡れてどこか不思議な雰囲気が魅力的な寺院を巡ってみてはいかがでしょうか?また、マッサージ店でリラクゼーションを楽しむのもおすすめ!地元のローカルなお店やショッピングモールを回ってお土産探しを満喫するのも良いですね。
チェンマイの天気とロイクラトン・花祭りのシーズン

山岳地帯で朝晩の気温差が激しいチェンマイ。2025年9月6日~12日の7日間の気温はバンコクと似た天気となっていました。
2025年9月6日~12日 | チェンマイ | 東京 |
平均最高気温 | 33度 | 32度 |
平均最低気温 | 24.9度 | 25.5度 |
平均湿度 | 60.8% | 62% |
天候情報の出典:tenki.jp
湿度がバンコク・プーケットと比べて低く、気温は高いですが少し過ごしやすい天候のようです。しかし、標高の高いエリアに行くと最低気温は平均より下がるため注意が必要です。
今後10日間の天気予報は以下の通りです。
13日 | 14日 | 15日 | 16日 | 17日 | 18日 | 19日 | 20日 | 21日 | 22日 | 23日 | |
天気 | 雨→曇 | 晴→雨 | 雨→曇 | 雨→曇 | 晴→雨 | 雨→曇 | 雨→曇 | 雨→曇 | 雨→曇 | 雨→曇 | 曇り→曇 |
最高気温 | 30度 | 30度 | 28度 | 28度 | 29度 | 29度 | 29度 | 28度 | 28度 | 28度 | 28度 |
最低気温 | 23度 | 22度 | 22度 | 22度 | 22度 | 22度 | 22度 | 21度 | 21度 | 21度 | 21度 |
降水量 | 50% | 60% | 70% | 50% | 80% | 70% | 80% | 80% | 80% | 50% | 50% |
天気予報情報の出典:ウェザーニュース
上記のように雨季である9月は雨が主役のお天気となっていますが、タイの幻想的な灯篭流しロイクラトンが行われる11月や美しいお花のパレードが見られるチェンマイ花祭りが開催される2月は乾季にあたるため、雨の確率は低く気温も少し落ち着いているシーズン。比較的快適な気候の中で楽しむことができます。
タイ旅行前に知っておきたい気温・天気のQ&A

こちらではタイ旅行に備えて知りたいお天気にまつわる質問にお答えします。知っておくと快適な旅行に役立つのでぜひご一読ください。
FAQ
雨季にタイ旅行しても楽しめる?
タイにはスパ・市場やナイトマーケット・ショッピングモール・レストランなど室内観光できるスポットがたくさんあります!悪天候が予想される雨季なら、観光スポットを巡る費用をホテル代に当ててちょっとリッチな高級ホテルやリゾートを予約しているのはいかがでしょうか?ゆっくりとホテル滞在を満喫するのも雨季の楽しみ方のひとつです。
暑季ってどのくらい暑いの?熱中症対策は?
タイの暑気は40度近くまで上がる日も。日中は室内で観光できるスポットに絞り、屋外のスポットはできる限り日が暮れてからにするなどの対策が必須。日焼け止めやハンディファンはもちろん、肌が焼けないようにUVカット機能の付いた薄い長袖やアームカバーもおすすめです。
タイの朝晩って寒い?
チェンマイや高地では朝晩の気温差が15度程度ある場合も。日中は暑くても夜は冷えるエリアもあるので注意が必要です。訪れる前に天気予報の気温チェックを忘れずに。
天気予報ってどこまで正確?
スコールの予測は難しいので基本的に雨具は持っていると安心。もちろん外れる事もありますが、大まかな天気の精度は高めなので確認はしておくのがおすすめ。
年末年始の気温とおすすめの服装は?
年末年始はタイの乾季。比較的過ごしやすい気候ですが、朝晩は冷える場合もあるので薄手の上着があると安心です。
タイはエリアによって気候が変わる!気温と旅行計画のポイントを押さえよう

タイの気温と気候は地域や季節によって大きく異なるため、訪問時期やエリアの気候をしっかり把握することが大切です。
11月~2月の乾季|気温も落ち着く観光のベストシーズン
3月~5月の暑季|猛暑の季節!熱中症対策は必須
6月~12月の雨季|スコールが多いシーズン。天気の変化に備えて雨具を持とう
地域別の天気予報のチェックや雨雲レーダーの確認、服装や持ち物を工夫して、1年中タイ旅行を楽しみましょう。




コメント