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【2025】バーツ/円レート完全ガイド|タイ旅行前に知っておきたい両替・相場・お得な換金方法

  • 執筆者の写真: プーム
    プーム
  • 10月9日
  • 読了時間: 8分
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「タイ旅行で使うお金は円からいくら両替すればいい?」「バーツ円のレートってどこが一番お得?」初めてのタイ旅行では、両替のタイミングやレートが分からず不安を感じる方も多いはず。

本記事ではタイバーツと日本円の最新レートをわかりやすく解説し、両替のコツ、現地でお得に両替できるスポット、過去のレート推移や見通しまで現地最新情報をまとめました。

この記事を読めば、初めてでも安心して旅行資金を準備できます。


タイバーツと日本円の基本【2025年最新】

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タイバーツの通貨記号・単位

タイの通貨は「バーツ(Thai Baht)」、通貨コードは THB。記号は “฿” で表されます。「サタン (satang)」もありますが、日常ではあまり使われません。1バーツ = 100サタンになります。

よく使われる紙幣:20฿、50฿、100฿、500฿、1,000฿硬貨は、1฿、2฿、5฿、10฿、および補助のサタン硬貨(0.25、0.50฿など)もあります。


偽札対策として、紙幣は透かしやホログラム、凹凸のある印刷などが施されていますので、両替時には紙幣の縁・透かしをチェックするのが無難です。


円からバーツへの基本レート

2025年の平均的な為替レートは、1バーツ =4.47円

年間の変動レンジでは、最安値で 1バーツ = 4.1854円、最高値で 4.67円近辺の水準。逆に、1円あたりのバーツは、 0.22〜0.24バーツ前後の水準となることが多いです。


そのため、たとえば日本円10,000円を両替すると、 約2,200〜2,300バーツ程度になる計算になります。ただし、実際の両替所の「両替レート(為替手数料込み)」はこれよりも若干悪くなることが多い点を前提に考えておく必要があります。


両替のベストタイミングと方法

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旅行者にとって「いくら両替すればよいか」だけでなく、「どこで・いつ両替すればお得か」が大きなポイントです。


主な両替場所と特徴比較

両替所

メリット

デメリットと注意点

日本国内銀行 / 両替窓口

安心感、事前準備可能

レートが悪め/手数料が高めになる場合あり。全額を日本で両替するのは非効率。

成田・羽田・関空など空港の両替所

出発直前に現地通貨を確保できる

便利だが手数料・マージンが高めになることが多い。使う額を最小限に。

現地空港(スワンナプーム、ドンムアンなど)

到着後すぐ使える

空港レートは利便性重視の価格設定になりがち。少額にとどめておくのが常套手段。

市内銀行(例:タイ国営銀行、商業銀行)

信頼性、安定性

銀行営業時間に限りあり。窓口が混みやすい。銀行手数料がかかることも。

専門両替商(SuperRich, OH! RiCH, Vasu など)

レートが良いケースが多く、専門店なら手数料を抑えられることが多い

営業時間に制約あり。混雑や行列、定休日、在庫制限などに注意。パスポート提示が必須。

ATM現地引き出し(クレジットカード海外キャッシング含む)

実勢レートに近く、現金を必要量だけ引き出せて無駄が少ない

ATM利用手数料、カード手数料、キャッシング利息がかかる。カードや暗証番号の安全管理に注意。

クレジットカード支払い

現地での決済に便利。ポイント還元や付帯保険もあり得る

為替手数料や海外利用手数料がかかる場合あり。すべてがカードでまかなえるわけではない(屋台・露店など現金必須の場面も多い)


日本とタイ、どちらで両替がお得?

旅行の場合は以下の戦略をとるとバランスが良くおすすめです。


  1. タイの空港で少額(先に使う分)を両替

到着後すぐに必要な分(空港到着後の交通費など)を確保するために、数千円程度を空港内両替所で用意しておく。

  1. タイ市内でメインの両替

市内のレートのいい両替専門店(特にSuperRich系など)で両替を行う。これが最       もコストを抑えられるケースが多い。

  1. ATM引き出しを併用

必要に応じて、現地でクレジットカードを使ってバーツを引き出す。手数料や利息を考慮しつつ、有効活用できることも多い。

※いずれの場合も、両替所に提示されている「レート(レート表記 BUY/SELL)」をよく確認し、「実際に受け取る額」がどれかを確認することが大事です。


スーパーリッチ等、主要な両替店の利用法と注意点

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スーパーリッチ (SuperRich) の特徴と使い方

  • タイ国内で非常に知名度が高く、両替レートの水準が比較的良い専門両替業者。

  • 「緑のスーパーリッチ (SuperRich Thailand)」「オレンジのスーパーリッチ 1965 (SuperRich1965)」など系列が複数あり、経営やレート体系が異なることに注意。

  • 多くの支店がショッピングモール、駅近くなどにありアクセスしやすい。

  • 両替時には、パスポート提示が必須になることが多い。コピー不可・原本必須のケースもあり。

  • 店舗によって営業時間が限られており、早朝・深夜は営業していない場合が多いので要注意。

  • 混雑・行列が発生しやすいため、余裕をもって訪れることをおすすめ。


他のおすすめ両替店

  • OH! RiCH Superrich

    SuperRich 系列から派生した両替業者。複数支店で高レートを打ち出しているという評判あり。


  • Vasu Exchange 等ローカル両替所

    街中やショッピングモールなどに点在。レートが良いこともあるが、店舗ごとに信頼度が異なるので口コミや現地情報を確認するとよい。


  • 観光地・支店型の両替カウンター(モール内、デパート内)

    「便利性重視」でマージンが高くなる可能性がある点は注意が必要。


両替のタイミングとコツ

  • 出発前から為替チャートをチェックし、為替アプリや為替通知サービスを使ってレートが有利なタイミングを逃さないようにする。

  • 為替が円高方向(バーツが安くなる方向)に動くタイミングで一部を両替しておくのも手です。ただし、全額を待つリスクもあるので分散するのが現実的。

  • 為替の急変リスクを警戒する必要性もあります。


ちょっとしたテクニック

  • 多くの両替所では「大きな金額の両替ほどレートが良くなる」傾向がありますが、極端に大金を一度に持ち歩くリスクも。

  • レート表示にある“BUY / SELL”の意味を取り違えないように。両替所が「BUY」と書いているのは「その通貨を買う・交換レート」側の意味であり、受け取る額が異なります。

  • 小銭が出ないように、ある程度キリのよい額で両替する。

  • 必要以上に多くを両替せず、余剰分は再両替(バーツ→円)可能な場所で戻す選択肢を残す。


ATM引き出し・クレジットカード利用

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ATMを使ったバーツ引き出し

  • 現地ATMでキャッシュカード(国際提携カード)を使ってバーツを直接引き出す方法は、為替還元率が比較的良くなることが多い。

  • ただし、ATM利用手数料(引き出し手数料)、カード発行銀行側の海外利用手数料、現地ATM手数料などがかかるので、事前にカード会社の規定を確認しておくこと。

  • キャッシングとして扱われる場合、利息がかかるケースもあるため、返済スケジュールを把握しておく。

  • 暗証番号 (PIN) は4桁~6桁形式が主流。渡航前に暗証番号の確認を忘れずに。紛失・盗難にも注意を。


クレジットカード支払い

  • ホテル、レストラン、大型店などではクレジットカードが使える場合が多いです。為替レート手数料 (海外利用手数料) を確認しておくこと。

  • クレジットカードのポイント還元やマイル、付帯保険が得られるケースもあります。

  • ただし、屋台・露店・タクシー・小額店舗などでは現金払いが一般的なので、現金を完全になくすのはリスクが高いです。


タイバーツの過去レートと今後の見通し

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過去5年間のレート推移


過去5年〜最近の推移

  • 2025年のTHB/JPY相場の平均はおよそ4.44〜4.47円前後。

  • 最も低いレートは4.1854円(2025年4月8日)で、最高は約4.65〜4.67円にも到達しています。

  • 全体としては、円・バーツともに極端な変動は少ないものの、為替環境(日本・タイ・米国の金利差、世界景気動向など)に多少の影響を受けている印象です。


旅行者にとっての影響

  • 相場が安定している時期ならば、為替変動リスクを抑えつつ両替を進めやすい。

  • それでも為替が動く可能性があるため、「全額を旅直前に一括で両替する」よりも「必要分を確保しつつ、残りは現地で両替 or 引き出しする」ほうがリスク対応しやすいです。


よくある質問(FAQ)

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  • 1バーツは何円?

    2025年時点では概ね 4.40~4.50円前後 が基準。平均レートは 4.47円程度。


  • 10,000円は何バーツになる?

    単純計算で10,000 ÷ 4.47 = 約2,238バーツ 前後。ただし、実際の両替所ではレート・手数料分が引かれるため、2,200バーツ前後になる可能性があります。


  • タイで一番お得な両替場所は?

    一般的には、バンコク市内の両替専門店(特にSuperRich系など) が最も有利なレートを提供することが多いというのが定評です。 

    ただし、店によってレート・手数料・混雑・在庫制限が異なるため、複数店を比較するのが安全です。


  • クレジットカード払いはお得?

    クレジットカード支払いは利便性が高く、ポイント還元や付帯保険のメリットもあります。

    ただし、カード会社の “海外利用手数料 (為替手数料)” や、店側がカード利用手数料を上乗せするケースもあるため、明細を確認すること。

    また、小額決済ではカード不可の店もあるため、現金も併用すべきです。


  • タイバーツが余ったら、再両替できる?

    多くの銀行・空港両替所では「バーツ→日本円」の逆両替を受け付けています。ただし、買い戻しレート(逆両替レート)は割の悪いものになることが多いため、必要最低限使うよう計画しておくとよいです。

    日本の銀行でも取り扱う場合がありますが、手数料や為替レートが非常に不利なケースも多いので事前に確認が必要です。


まとめ|バーツ・円レートを理解してお得に両替

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タイバーツは1年を通して大きな変動は少ないものの、円高・円安に応じた計画が大切です。日本円からバーツへの両替は、市内のレートが良い両替所(スーパーリッチなど)を活用するのがおすすめ。

最新レートを出発前にチェックし、安心してタイ旅行を楽しみましょう。



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