【2026】自宅で本格タイ料理!絶品パッタイの作り方決定版|レシピ・味付けのコツをプロが伝授
- プーム

- 1月20日
- 読了時間: 10分

「タイ旅行で食べた、あの甘酸っぱくて美味しいパッタイの味が忘れられない…」
「自宅でパッタイ作りに挑戦してみたけど、いまいち味が決まらない…」
そんな風に悩んでいませんか?タイ料理の代表格であるパッタイは、その独特な美味しさで多くの人々を魅了しますが、いざ自宅で再現しようとすると、麺が固まったり、味付けがぼやけたりと、意外と難しい料理の一つです。
ご安心ください。この記事を読めば、もうパッタイ作りで失敗することはありません。
タイでの豊富な生活経験を持つ筆者が、2026年の最新情報とタイ人シェフ直伝のコツを基に、初心者から本格派まで、誰もが自宅で絶品パッタイを作れる方法を徹底的に解説します。
この記事を読み終える頃には、あなたもパッタイマスターになっているはず。さあ、一緒に本格タイ料理の世界へ踏み出しましょう!
パッタイとは?意外と知らない歴史と魅力を深掘り

まずは、私たちが愛してやまないパッタイが、どのような料理なのかを少し深く掘り下げてみましょう。
その歴史や背景を知ることで、一皿のパッタイがより味わい深く感じられるはずです。
「タイを炒める」という意味を持つ国民食

パッタイ(Pad Thai / ผัดไทย)という名前は、タイ語で「パット(ผัด)」が「炒める」、「タイ(ไทย)」が「タイ王国」を意味し、直訳すると「タイ炒め」となります。
その名の通り、国の名前を背負った、タイを代表する国民的な焼きそば料理なのです。
米から作られたライスヌードル(センレックという中細麺が一般的)を、エビや鶏肉、豆腐、もやし、ニラなどの具材と共に、甘酸っぱいソースで炒め合わせるのが特徴。
屋台から高級レストランまで、タイの至る所で食べることができ、地元の人々はもちろん、世界中の観光客から絶大な人気を誇ります。
意外な誕生秘話:国策が生んだ奇跡の料理
実は、パッタイの歴史はそれほど古くありません。その誕生は、意外にも政治的な背景と深く関わっています。
パッタイが現在のような形で確立されたのは、1930年代から1940年代にかけてのこと。当時のタイは、洪水による米不足に悩まされていました。
そこで、時の首相であったプレーク・ピブーンソンクラームが、国民に米の消費を抑えさせるため、米粉から作られるライスヌードルを食べることを奨励したのです。
さらに、彼は愛国心を高める文化改革の一環として、この新しい麺料理に「パッタイ」と名付け、国民食として積極的に普及させました。
政府がレシピを配布し、戦後の失業対策としてパッタイの屋台開業を後押しした結果、瞬く間にタイ全土に広まっていったと言われています。
つまりパッタイは、単なる美味しい料理というだけでなく、タイという国家のアイデンティティと経済政策が生み出した、まさに「奇跡の料理」なのです。
本場の味を完全再現!絶品パッタイを作る3つの黄金ルール

さて、パッタイの魅力が分かったところで、いよいよ実践編です。
ここでは、多くの人がつまずきがちなポイントを克服し、誰でもプロの味を再現できる「3つの黄金ルール」をご紹介します。
ルール1:麺のもどし方で決まる!プロが教える究極の食感
パッタイ作りで最も重要なのが、ライスヌードルのもどし方です。ここで手を抜くと、麺がべちゃっとしたり、逆に硬すぎたりと、残念な仕上がりになってしまいます。
多くのレシピでは熱湯でもどすように書かれていますが、プロが推奨するのは「ぬるま湯(約20〜30℃)でじっくり時間をかけてもどす」方法です。
時間はかかりますが(約40分〜1時間)、こうすることで生麺のようなモチモチとした弾力とコシが生まれます。
もどした後は、キッチンペーパーなどで挟み、しっかりと水気を切ることを忘れないでください。これが、炒める際に麺がダマになるのを防ぐ重要なポイントです。

ルール2:味の決め手は「合わせ調味料」にあり!
パッタイの甘酸っぱい独特の味わいは、「タマリンドペースト」によって生み出されます。
タマリンドは、梅干しと干し柿を合わせたような風味が特徴のマメ科の植物で、これを使わずに本場の味を再現するのは困難です。
最近では、カルディなどの輸入食品店やオンラインストアで手軽に購入できます。このタマリンドペーストに、ナンプラー(魚醤)とパームシュガー(ココナッツシュガー)を加えるのが、本格的なパッタイソースの基本配合です。
パームシュガーがなければ、きび砂糖や三温糖でも代用できますが、パームシュガーを使うと、より深みのあるまろやかな甘さに仕上がります。
調味料 | 役割 | 特徴 | 代用品の例 |
タマリンドペースト | 酸味 | 甘酸っぱく、フルーティーな酸味 | 黒酢+梅干しを叩いたもの |
ナンプラー | 塩味・旨味 | 独特の風味と強い塩気、発酵による旨味 | 醤油+レモン汁、薄口醤油 |
パームシュガー | 甘味・コク | まろやかで深みのある甘さ | きび砂糖、三温糖、黒糖 |
ルール3:実は日本のアレが活躍!味に深みを出す名脇役
意外に思われるかもしれませんが、本場のパッタイの味に深みと食感のアクセントを加えているのが、「厚揚げ」と「たくあん」です。
特に、少し硬めの木綿豆腐から作られた厚揚げは、ソースの旨味をたっぷりと吸い込み、ジューシーな味わいを生み出します。
そして、細かく刻んだたくあんの塩気とポリポリとした食感が、全体の味を引き締め、単調になりがちな麺料理に絶妙なリズムを与えてくれるのです。
日本の食卓でおなじみの食材が、本格タイ料理の隠し味として活躍するなんて、面白い発見ですよね。
【レベル別】今日から作れる!パッタイレシピ集

それでは、いよいよ具体的なレシピをご紹介します。
まずは手軽に挑戦したい方向けの「簡単レシピ」と、本格的な味を追求したい方向けの「本格レシピ」の2種類を用意しました。ご自身のレベルや、手元にある材料に合わせて選んでみてください。
【初心者向け】家にある調味料でOK!簡単パッタイレシピ
「タマリンドペーストやパームシュガーは手に入りにくい…」という方のために、日本の家庭にある調味料で代用した簡単レシピです。まずはここから、パッタイ作りの楽しさを体験してみてください。
材料(2人分)
ライスヌードル(センレク):120g
むきエビ:100g
豚バラ薄切り肉:80g
厚揚げ:1/2枚(約100g)
もやし:1/2袋
ニラ:1/4束
卵:2個
にんにく(みじん切り):1かけ
サラダ油:大さじ2
【A】合わせ調味料
オイスターソース:大さじ1.5
醤油:大さじ1
砂糖:大さじ2
酢:大さじ2
ケチャップ:大さじ1
レモン汁:大さじ1
作り方
ライスヌードルはパッケージの表示通りにもどし、水気を切っておく。豚肉、厚揚げは食べやすい大きさに、ニラは4cm長さに切る。
フライパンにサラダ油を熱し、にんにくを炒める。香りが出たら豚肉を加えて炒め、色が変わったらエビ、厚揚げを加えてさらに炒める。
具材に火が通ったらフライパンの端に寄せ、空いたスペースに溶き卵を流し入れる。半熟状になったら全体を混ぜ合わせる。
もどしたライスヌードルと【A】の合わせ調味料を加え、手早く炒め合わせる。
全体に味が馴染んだら、もやしとニラを加え、さっと炒め合わせて火を止める。
お皿に盛り付け、お好みで砕いたピーナッツや刻み唐辛子、ライムを添えたら完成!

【本格派向け】タイ人シェフ直伝!本格パッタイレシピ
こちらは、タマリンドペーストやパームシュガーを使った、本場の味を追求するレシピです。黄金ルールをしっかり守って、お店に負けない一皿を目指しましょう!
材料(2人分)
ライスヌードル(センレク):120g
むきエビ:10尾
厚揚げ(硬めのもの):80g
たくあん(甘くないもの):40g
干しエビ:大さじ2
紫玉ねぎ(または赤玉ねぎ):1/4個
もやし:1/2袋
ニラ:1/4束
卵:2個
にんにく(みじん切り):2かけ
サラダ油:大さじ3
【B】本格合わせ調味料
タマリンドペースト:大さじ3
ナンプラー:大さじ2.5
パームシュガー:30g
水:大さじ2
作り方
ライスヌードルはぬるま湯に40分〜1時間つけてもどし、ザルにあげて水気をしっかり切る。厚揚げは1cm角、たくあんと紫玉ねぎは粗みじん切り、ニラは4cm長さに切る。
小鍋に【B】の材料をすべて入れ、弱火にかける。混ぜながらパームシュガーを溶かし、少しとろみがついたら火から下ろしておく(パッタイソース)。
フライパンにサラダ油大さじ2を熱し、強火でエビを炒める。火が通ったら一度取り出す。
同じフライパンに残りのサラダ油を足し、にんにく、紫玉ねぎ、干しエビ、たくあんを加えて中火で炒める。
香りが出てきたら、もどしたライスヌードルとパッタイソースを加えて強火で手早く炒め合わせる。
ソースが麺に絡んだら具材をフライパンの端に寄せ、空いたスペースに溶き卵を流し入れる。半熟状になったら全体を大きく混ぜ合わせる。
取り出しておいたエビ、もやし、ニラを加え、火を止めて余熱で全体を混ぜ合わせる。
お皿に盛り付け、砕いたピーナッツ、粉唐辛子、ライムを添えて完成!
もう迷わない!パッタイ作りの疑問を徹底解決(FAQ)
ここでは、パッタイ作りで多くの人が抱える疑問に、Q&A形式でお答えしていきます。

Q1. パッタイに合う具材のおすすめは?
定番のエビや豚肉の他に、鶏もも肉やイカ、あさりなどのシーフードもよく合います。
ベジタリアンの方は、厚揚げを多めにしたり、きのこ類(しめじ、エリンギなど)を加えたりすると、ボリュームが出て満足感がアップします。
Q2. ナンプラーがない時の代用方法は?
完全に同じ風味にはなりませんが、薄口醤油に少量のお酢やレモン汁を混ぜることで、近い雰囲気を出すことができます。
また、しょっつるやいしるなどの日本の魚醤でも代用可能です。
Q3. 麺がくっついてダマになる…解決策は?
麺がダマになる主な原因は、もどした後の水切りが不十分なことと、炒める際の火力が弱いことです。
ぬるま湯でもどした後はしっかりと水気を切り、炒める際はためらわずに強火で一気に仕上げましょう。
ソースを加えることで麺がほぐれやすくなります。
Q4. 卵を入れるベストなタイミングは?
麺とソースを炒め合わせた後がベストタイミングです。
フライパンの空いたスペースで卵を半熟状にしてから全体と混ぜ合わせることで、卵がふんわりと仕上がり、麺に程よく絡みます。
Q5. 焼きそばの麺でも代用できる?
はい、代用可能です。
中華蒸し麺やそうめん、うどんなどでも「パッタイ風」として楽しむことができます。ただし、ライスヌードル特有のモチモチとした食感は出にくいため、あくまでアレンジとして試してみてください。
Q6. 本場のタイ人はどうやって食べているの?
タイの食堂や屋台では、テーブルの上に「クルワンプルーン(เครื่องปรุง)」と呼ばれる調味料セット(砂糖、粉唐辛子、ナンプラー、唐辛子入りのお酢)が置かれているのが一般的です。
タイ人は、運ばれてきたパッタイにこれらの調味料を自分好みに加えて、味をカスタマイズして楽しみます。
まずはそのままの味を楽しみ、途中でライムを絞り、最後は自分流に味変するのが通な食べ方です。
まとめ:おうちで本格パッタイを楽しもう!

今回は、タイの国民食パッタイの魅力から、自宅で本格的な味を再現するための秘訣まで、詳しくご紹介しました。
パッタイは「タイ炒め」という意味の国民食で、その誕生には国の歴史が深く関わっている。
美味しさの秘訣は「ぬるま湯で麺をもどす」「タマリンドペーストを使う」「厚揚げとたくあんを加える」の3つの黄金ルール。
家にある調味料でも、ポイントを押さえれば美味しいパッタイが作れる。
本場タイでは、調味料セットで自分好みの味にカスタマイズして楽しむ。
この記事で紹介したコツとレシピを参考にすれば、あなたもきっと、お店で食べるような絶品パッタイを自宅で楽しめるようになるはずです。
ぜひ、ご家族や友人に自慢の一皿を振る舞ってみてください。タイ料理が、あなたの食卓をもっと豊かで楽しいものにしてくれることを願っています。













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