【2026】タイのバイクタクシー完全ガイド!料金・乗り方・安全対策を徹底解説
- プーム

- 5月12日
- 読了時間: 16分

「タイのバイクタクシーって安全なの?」「料金はいくらくらいかかるの?」「どうやって乗ればいいの?」「Grabでもバイクタクシーは呼べるの?」
タイ旅行でよく見かけるオレンジ色のベストを着たバイクタクシー(モーターサイ)。渋滞が激しいバンコクでは、車よりも早く目的地に着けることから、地元のタイ人にとって欠かせない移動手段です。しかし日本にはない交通手段だけに、初めて利用するのは少し怖いと感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、タイのバイクタクシーの基本知識から、実際の乗り方、料金相場、安全対策、アプリ配車の方法、そしてバンコク・パタヤ・チェンマイのエリア別ガイドまで、現地経験豊富な筆者が2026年最新情報をもとに徹底解説します。この記事を読めば、バイクタクシーを安心して使いこなせるようになります。
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タイのバイクタクシーとは?基本を知ろう

タイのバイクタクシーは、タイ語で「モーターサイ・ラップチャーン(มอเตอร์ไซค์รับจ้าง)」と呼ばれるオートバイを使った旅客輸送サービスです。ドライバーはオレンジ色(またはエリアごとに色が異なる)のナンバー入りベストを着用しており、街角のいたるところにあるバイクタクシー乗り場で待機しています。
バイクタクシーの呼び方と見分け方
タイでバイクタクシーを見つけるのは非常に簡単です。主要な交差点、BTS(高架鉄
道)の駅前、ソイ(路地)の入口には、ほぼ必ずバイクタクシーの待機所があります。目印はドライバーが着ているカラフルなベストで、バンコクではオレンジ色が主流です。ベストには登録番号が記されており、正規のバイクタクシーであることを示しています
。
タイ語での呼び方は「モーターサイ」が最も一般的です。道端でバイクタクシーに乗りたいときは「モーターサイ」と声をかけるか、手を挙げて合図するだけでOKです。英語では「Motorbike taxi」と言えば通じます。地元の日本人の間では「バイタク」という略称も広く使われています。
なぜタイでバイクタクシーが人気なのか
バイクタクシーがタイで広く利用されている最大の理由は、渋滞を回避できることです。バンコクは世界でも有数の渋滞都市で、朝夕のラッシュアワーには車で30分かかる距離をバイクなら10分で移動できることもあります。
また、タイの道路にはソイと呼ばれる細い路地が無数にあり、大型車両が入れないエリアへのアクセスにもバイクタクシーは重宝します。BTS駅から自宅やホテルまでの「ラストワンマイル」をバイクタクシーで移動するのは、バンコク在住者の日常的な習慣です。料金が安いのも魅力で、近距離なら10〜20THB(約45〜90円)で利用できます。
バイクタクシーと他の交通手段との比較
タイの主要な交通手段をバイクタクシーと比較すると以下の通りです。
交通手段 | 料金目安(5km) | 渋滞の影響 | 快適性 | 安全性 | 利用しやすさ |
バイクタクシー | 30〜50THB(約135〜225円) | ほぼ影響なし | 低い | やや低い | 非常に高い |
タクシー(メーター) | 60〜100THB(約270〜450円) | 大きい | 高い | 高い | 普通 |
Grab(車) | 80〜150THB(約360〜680円) | 大きい | 高い | 高い | 高い |
BTS/MRT | 25〜60THB(約115〜270円) | なし | 普通 | 高い | 駅周辺のみ |
トゥクトゥク | 50〜150THB(約225〜680円) | やや影響 | 低い | やや低い | 観光地周辺 |
タイのバイクタクシーの乗り方(ステップバイステップ)

バイクタクシーの利用方法はとてもシンプルです。以下の手順に沿えば、初めてでも問題なく利用できます。
ステップ1:バイクタクシー乗り場を見つける
バイクタクシーの待機所は、BTS駅の出入口付近、大きな交差点の角、ソイ(路地)の入口、コンビニの前などに設置されています。バイクが数台並んでおり、オレンジのベストを着たドライバーが座って待機している光景が目印です。乗り場がわからない場合は、近くのコンビニや屋台のスタッフに「モーターサイ ユーティーナイ?(バイクタクシーはどこですか?)」と聞けば教えてもらえます。
ステップ2:行き先を伝えて料金を交渉する
乗り場に着いたら、ドライバーに行き先を伝えます。タイ語が話せなくても、Google Mapで目的地を表示してドライバーに見せるのが最も確実な方法です。行き先を伝えると、ドライバーが料金を提示してくれます。近距離(1〜2km)であれば10〜20THB(約45〜90円)、中距離(3〜5km)なら30〜50THB(約135〜225円)が相場です。料金に納得したら、そのまま乗車します。
ステップ3:乗車時の注意点
バイクの後部座席にまたがって乗ります。荷物はリュックなら背負ったまま、手荷物は片手で持つかドライバーとの間に挟みます。乗車中はドライバーの腰のあたりを軽くつかむか、後部の取っ手(グラブバー)を握ると安定します。走行中は体をドライバーの動きに合わせて傾けるのがコツです。カーブで反対方向に体重をかけるとバランスが崩れるので注意しましょう。
ステップ4:到着・支払い
目的地に着いたらバイクが完全に停止してから降車し、事前に合意した料金を支払います。基本的に現金払い(お釣りが出にくいので小銭を用意)です。チップは不要ですが、端数を切り上げて渡すとスマートです。
タイのバイクタクシー料金ガイド
バイクタクシーの料金は、エリアや距離によって異なりますが、タイの交通手段の中では最も安い部類に入ります。2026年現在の料金相場を以下にまとめます。
バンコクのバイクタクシー料金表
距離 | 料金相場 | 日本円換算 |
1km以内 | 10〜15THB | 約45〜70円 |
1〜3km | 15〜30THB | 約70〜135円 |
3〜5km | 30〜50THB | 約135〜225円 |
5〜10km | 50〜80THB | 約225〜360円 |
10km以上 | 80〜150THB | 約360〜680円 |
料金は交渉制が基本ですが、2022年に政府が公式料金表を制定しました。最初の2kmまでが25THB(約115円)、その後1kmごとに5THB(約23円)が加算される仕組みです。ただし実際には、この公式料金よりドライバーの提示額が高いこともあります。特にラッシュアワーや雨天時は割増になるのが一般的です。
料金交渉のコツ
バイクタクシーの料金は事前交渉制のため、相場を知っておくことが重要です。ドライバーに提示された金額が高いと感じたら、希望額を伝えて交渉しましょう。「〇〇バーツ、ダイマイ?(〇〇バーツでいい?)」と聞けばOKです。ただし、無理に値切りすぎると乗車拒否されることもあるので、10〜20THB程度の交渉にとどめるのが無難です。
バイクタクシーの安全性と事故リスク
バイクタクシーの利用で最も気になるのが安全面です。ここでは正直にリスクと対策をお伝えします。
タイのバイクタクシー事故の実態
タイはバイク関連の交通事故が多い国として知られています。WHO(世界保健機関)の統計によると、タイの交通事故死亡率は東南アジアでも高い水準にあり、その多くがバイク関連です。バイクタクシーでの死亡事故も残念ながらゼロではありません。主な原因は、スピードの出しすぎ、車線変更時の衝突、雨天時のスリップなどです。
ただし、バイクタクシードライバーはプロのライダーであり、毎日何十回もバンコクの交通をくぐり抜けています。一般のバイクライダーと比べると事故率は低い傾向にあります。リスクをゼロにすることはできませんが、以下の対策で大幅にリスクを軽減できます。
ヘルメットの着用について
2026年現在、タイではバイクタクシー乗客のヘルメット着用が法律で義務付けられています。ドライバーは乗客用のヘルメットを用意しているはずですが、実際にはヘルメットを提供しないドライバーや、衛生面が気になるヘルメットもあります。安全を重視するなら、以下の対策がおすすめです。
ヘルメットを渡されたら必ず着用する(拒否しない)
衛生面が気になる場合は、薄手のバンダナやインナーキャップを持参する
長距離を頻繁に利用するなら、折りたたみ式のマイヘルメットを携帯する
安全に乗るための7つのポイント
正規のドライバーを選ぶ: 必ずナンバー入りベストを着たドライバーを選ぶ。無登録のバイクには絶対に乗らない
飲酒ドライバーを避ける: 深夜帯はドライバーの様子を確認。酒臭い・ふらつくドライバーは断る
速度を依頼する: 怖いと感じたら「チャーチャー(ゆっくり)」と声をかける
長ズボン・スニーカーを着用: マフラー(排気管)での火傷を防ぐため、肌の露出を避ける
荷物を最小限にする: 大きなスーツケースは不可。リュック1つ程度に
雨天時は避ける: 路面が滑りやすく危険。急がないなら車の移動手段に切り替える
3人乗りはしない: タイでは3人乗りを見かけることがありますが、観光客は絶対に避けるべき。バランスが崩れやすく非常に危険
アプリ配車と路上バイクタクシーの違い
2026年現在、タイではGrabやBoltなどの配車アプリでもバイクタクシーを呼ぶことができます。路上のバイクタクシーとアプリ配車、それぞれのメリット・デメリットを比較します。
Grabでバイクタクシーを呼ぶ方法
Grabアプリを開き、車種選択画面で「GrabBike」を選択するだけです。行き先を入力すると料金が事前に確定し、近くのドライバーが自動的にマッチングされます。ドライバーの名前・顔写真・ナンバープレート・評価がアプリに表示されるため、安心感があります。支払いもクレジットカードで自動決済でき、現金のやり取りが不要です。
路上バイクタクシー vs アプリ配車の比較
項目 | 路上バイクタクシー | アプリ配車(Grab/Bolt) |
料金 | 交渉制(安くなることも) | 事前確定(やや高め) |
待ち時間 | すぐ乗れる | 数分待つことがある |
安心感 | ドライバーによる | 評価・GPS追跡あり |
言語の壁 | タイ語が必要な場面あり | アプリで完結 |
ヘルメット | 提供されないこともある | 2つ用意が義務 |
領収書 | なし | アプリで発行可能 |
深夜利用 | 乗り場が閉まっていることも | 24時間対応 |
どちらを選ぶべきか
初めてタイを訪れる方や、タイ語に自信がない方にはアプリ配車がおすすめです。料金トラブルの心配がなく、GPS追跡で安全性も高まります。一方、タイに慣れている方や、BTS駅からソイの奥まで短距離を移動したい場合は、路上のバイクタクシーの方が手軽で安上がりです。場面に応じて使い分けるのがベストです。
エリア別バイクタクシーガイド
バイクタクシーの利用事情はエリアによって異なります。主要観光地ごとの特徴を解説します。
バンコクのバイクタクシー事情
バンコクはタイで最もバイクタクシーが普及している都市です。BTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)の各駅前には必ずと言っていいほどバイクタクシー乗り場があり、スクンビット、シーロム、サイアムなどの主要エリアでは24時間利用可能です。
バンコクの渋滞は世界的に有名で、特に朝7〜9時、夕方17〜20時のラッシュアワーはタクシーやGrabでの移動に1時間以上かかることも珍しくありません。この時間帯こそバイクタクシーの真価が発揮されます。
バンコクで特に注意すべきは、観光客向けの料金ふっかけです。カオサン通りやワットポー周辺では相場の2〜3倍を要求されることがあります。乗る前に必ず料金を確認し、相場と大きくかけ離れている場合は別のドライバーを探しましょう。
パタヤのバイクタクシー事情
パタヤではバイクタクシーはソンテウ(乗り合いトラック)と並ぶ主要な移動手段です。ビーチロード、セカンドロード、ウォーキングストリート周辺に乗り場が集中しています。パタヤのバイクタクシー料金はバンコクよりやや安めで、市内の移動なら20〜40THB(約90〜180円)が相場です。
パタヤ特有の注意点として、深夜のウォーキングストリート周辺では料金が大幅に上がります。また、飲酒後のバイクタクシー利用は特に危険なので、深夜はGrabの車を利用することをおすすめします。パタヤはバンコクに比べて道路が空いているため、ドライバーがスピードを出しやすい点にも注意が必要です。
チェンマイのバイクタクシー事情
チェンマイではバイクタクシーの利用頻度はバンコクやパタヤほど高くありません。旧市街は徒歩で回れる範囲にあり、やや離れた場所へはソンテウやGrabが主流です。ただし、ニマンヘミン通りから旧市街へのちょっとした移動や、山寺ワット・プラタート・ドイステープの麓までのアクセスにはバイクタクシーが便利です。らずでサクサク移動できるバイクタクシーを上手に活用して、タイ旅行を思いっきり楽しんでください。
チェンマイのバイクタクシー料金は、市内なら20〜40THB(約90〜180円)が目安です。バンコクに比べてドライバーの数が少ないため、乗り場以外で捕まえるのは難しいことがあります。Grabのバイクサービスも対応していますが、ドライバーの数が限られるため、マッチングに時間がかかる場合があります。
バイクタクシーを快適に使うためのTips
バイクタクシーをより安全に、より快適に利用するための実践的なアドバイスをまとめます。
服装と持ち物の準備
バイクタクシーに乗る際は、サンダルよりもスニーカー、短パンよりも長ズボンがおすすめです。マフラー(排気管)に足が触れると火傷の危険があるため、特に足元の露出は避けましょう。スカートでの乗車は横乗りになるため安定性が下がります。可能であれば避けた方が安全です。また、大きなバッグやスーツケースはバイクタクシーには載せられません。リュックサック1つ程度を目安にしましょう。
小銭の準備と支払いマナー
バイクタクシーは基本的に現金払いです。100THB紙幣以上を出すとお釣りがないと言われることが多いため、20THB紙幣や硬貨を多めに用意しておくのがスマートです。チップの文化はありませんが、端数を切り上げて渡す(例:28THBなら30THBを渡す)とスムーズです。
便利なタイ語フレーズ集
日本語 | タイ語(カタカナ読み) | 使う場面 |
ここに行きたい | パイ ティーニー | 地図を見せながら |
いくらですか? | タオライ? | 料金確認 |
高いです | ペーン パイ | 値引き交渉 |
ゆっくり走って | チャーチャー ノイ | スピードが怖いとき |
ここで止めて | ジョート ティーニー | 途中下車したいとき |
ありがとう | コップクン カッ/カー | 降車時 |
よくある質問(FAQ)
Q1. タイのバイクタクシーは女性一人でも安全ですか?
日中のバンコク市内であれば、女性一人でもバイクタクシーを利用している方は多くいます。ただし、深夜の利用や人通りの少ないエリアでの乗車は避けた方が無難です。不安な場合はGrabBikeを利用すれば、ドライバー情報がアプリに記録されるため安全性が高まります。また、Boltには女性ドライバーを指定できるオプションもあります。乗車中に位置情報を友人や家族にシェアする機能もGrabには備わっているので、活用しましょう。
Q2. バイクタクシーで3人乗りはできますか?
タイの法律ではバイクタクシーの3人乗りは禁止されています。しかし、実際にはタイ人が3人乗りしている光景を見かけることがあります。観光客が3人乗りをすると取り締まりの対象になるだけでなく、バランスが崩れて事故のリスクが大幅に高まります。2人以上で移動する場合は、それぞれ別のバイクに乗るか、タクシーやGrabの車を利用してください。
Q3. Grabのバイクタクシーと路上のバイクタクシー、どちらが安いですか?
一般的に、路上のバイクタクシーの方がGrabBikeより安い傾向にあります。特に短距離(1〜3km)の移動では、路上バイクタクシーが10〜25THB(約45〜115円)で済むのに対し、GrabBikeは最低料金の設定があるため25〜40THB(約115〜180円)程度になることがあります。ただし、ラッシュアワーや雨天時は路上バイクタクシーも値上げするため、差が縮まることもあります。料金の透明性やトラブル回避を重視するならGrabBikeがおすすめです。
Q4. バイクタクシーでスーツケースは運べますか?
基本的にスーツケースをバイクタクシーに載せることはできません。小さなバックパックやショルダーバッグなら問題ありませんが、大きな荷物がある場合はタクシーやGrabの車を利用しましょう。どうしてもバイクタクシーを使いたい場合、小型のスーツケース(機内持ち込みサイズ以下)であれば、ドライバーとの間に挟んで運んでもらえることもありますが、安定性が落ちるためおすすめしません。
Q5. 雨の日でもバイクタクシーは営業していますか?
雨の日でもバイクタクシーは営業しています。ドライバーがポンチョやレインコートを乗客に貸してくれることもあります。ただし、路面が滑りやすくなるため事故リスクが高まり、料金も通常の1.5〜2倍に跳ね上がることが多いです。大雨やスコールの場合は、無理にバイクタクシーを利用せず、屋根のある場所で雨宿りするか、GrabやBoltで車を手配する方が安全です。タイのスコールは通常30分〜1時間程度で止むことが多いので、待つのも一つの手です。
Q6. バイクタクシーのドライバーにチップは必要ですか?
タイのバイクタクシーにチップの文化はありません。提示された料金をそのまま支払えば問題ありません。ただし、荷物を持ってくれたり、遠回りして安全なルートを選んでくれたりした場合は、感謝の気持ちとして5〜10THB(約23〜45円)程度を上乗せするのもよいでしょう。小銭がなくて端数が出る場合は「お釣りはいいよ(マイトンターン)」と一言添えるとスマートです。
まとめ:タイのバイクタクシーを味方につけて快適な旅を

タイのバイクタクシーについて、知っておくべきポイントを振り返りましょう。
バイクタクシーはオレンジのベストが目印。ドライバーに行き先を伝えて料金を交渉してから乗車する
料金は近距離10〜20THB(約45〜90円)、中距離30〜50THB(約135〜225円)と非常にリーズナブル
渋滞を避けられるため、バンコクのラッシュアワーでは車より圧倒的に早い
安全対策としてヘルメット着用、長ズボン・スニーカーの着用、雨天時の利用回避が重要
初心者はGrabBikeを活用すれば、料金確定・GPS追跡で安心して利用できる
バンコク・パタヤ・チェンマイでそれぞれ事情が異なるので、エリアに応じた使い分けを
バイクタクシーは最初こそ緊張しますが、一度乗ってしまえばタイ旅行の移動が格段に便利になります。渋滞知らずでサクサク移動できるバイクタクシーを上手に活用して、タイ旅行を思いっきり楽しんでください。
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